秘境「ユーシン渓谷」へ行った記録

微粒子工房
14.Nov.2016



神奈川の秘境。丹沢の紅葉。現実からの逃避を兼ねて。秋のユーシン渓谷へ。

丹沢湖につながる玄倉川。その上流にあるユーシン渓谷。流れる水は、非常に透明度が高く、ユーシンブルーと呼ばれている。
その美しい景色は、丹沢の隠れた名所になっている。


玄倉川沿いの林道は、一般車両が通ることは出来ない。ユーシン渓谷へ向かう人向けに無料駐車場が開設されている。




11月の丹沢湖。紅葉の季節。

駐車場から、ユーシンロッジまで。



丹沢湖より、玄倉林道へ入って数分歩いたところ。すでに水の透明度が高い。


10時45分、出発。
今回は、微粒子工房の二人で向かう。予想では、片道3時間の行程。運動不足の二人だが、果たして。

40分おきに休憩を挟みつつ、8つのトンネルを抜ける。


トンネルの中に電灯はなく、ライトは必携である。

この日は平日だったが、10組くらいのグループとすれ違った。ほとんどのグループは早朝に出発し、昼過ぎには駐車場に戻ったのだろう。秋になり日が短くなっていることを考えると、私たちの出発時間はぎりぎりだった。

12時20分、玄倉ダムに到着。
期待していたユーシンブルー、この日は、水が少なくて見られなかった。


玄倉ダム

素晴らしい景色を期待していただけに、意気消沈の二人だが、気を取り直して、ユーシンロッジへ向かう。

13時18分、ユーシン渓谷到着。

紅葉は美しいが、水は少ない。

5分後、ユーシンロッジに到着。出発から約2時間40分だった。

ユーシンロッジ。現在は営業していない。標高が上がり、寒い。

ユーシンロッジ前の広場で昼食。持参のバーナーでお湯を沸かし、カップラーメン。
さらにコッヘルのふたでウインナーを焼く。写真では隠れてしまっているが、おにぎり二つ。

温かい食べ物が疲れを癒やす。


14時26分、帰路につき、17時ちょうど、駐車場着。日が落ち、駐車場はすでに真っ暗だった。

秋のユーシン渓谷、注意点とまとめ。

・駐車場からユーシンロッジまでの途中にトイレはない。
・足元がぬかるんでいたりするので、トレッキングシューズがおすすめ。
・寒さ対策はしっかり。
・街灯のない山道なので、夜は真っ暗になる。余裕を持った時間配分で。

今回はユーシンブルーが見られず、残念だった。しかし、紅葉のユーシン渓谷はやはり美しかった。
ひとけの無い林道をひたすら登り続けるコースは、決して楽ではない。気軽なハイキングというよりは、ユーシンブルーという絶景をめざす探検のような様相を呈する。

日頃の運動不足を実感した二人であった。


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